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年代別、自分の歯の本数

年代別、自分の歯の本数

歯の本数は年齢によって異なります。
もしかして歯の本数が他の人よりも少ないかもしれない……と悩まれている方は、ぜひ今回の記事を参考に比べてみて下さい。

年齢を目安に歯の本数が少ない場合は、一度歯科医院で診てもらうとよいでしょう。


■ 歯の本数は年齢によって違うの?
歯の本数は年齢によって違います。子どものころは乳歯が生えており、6歳くらいから徐々に永久歯に生え変わります。
そのため、年齢によって歯の本数にばらつきがあるのです。

乳歯は全部生え揃うと20本あり、永久歯が全部生え揃うと28本あります。
ただし、18歳前後で親知らずという一番奥から永久歯が生える方もいらっしゃいます。永久歯は最大で4本生える方もいれば、1本も生えてこない方もいらっしゃいます。

また、過剰歯といって生まれつき歯の本数が多い方もおり、中心の前歯の間などに埋まっていることも。
反対に、先天欠如歯といって生まれつき歯の本数が少ない方もおり、前から数えて2番目の歯に多いとわかっています。

年代別、自分の歯の本数

■ 子どもの歯の本数
子どもの歯(乳歯)は、全部で20本ですが、以下のように生え揃います。

生後6ヶ月くらいで下の前歯2本が生え始めます。
その後1歳半ごろまでに上の前歯2本と上下前歯の横の歯4本が生えます。
1歳半を過ぎたら犬歯と奥歯が生え、計16本になります。

そして、2歳半くらいまでにさらに奥の乳歯が生えて全部で20本になるのです。

お子様でも年齢によって歯の本数は異なりますで、年齢と歯の本数が適切かどうか1歳半もしくは3歳児検診で確認し、指導を受けることもあります。


■ 大人の歯の本数
大人の歯(永久歯)は全部で28本あります。
永久歯は乳歯の下から生えてくるのですが、一度に全て抜け変わるわけではありません。
以下の順番で生える傾向があるため目安にしましょう。

・6~7歳:6歳臼歯(奥歯)が生える・下の中心の前歯が生える
・7~8歳:上の中心の前歯が生える・下の中心から2番目の歯が生える
・8~9歳:上の中心から2番目の歯が生える
・9~10歳:下の犬歯が生える
・10~12歳:上下の小臼歯(4・5番目の歯)が生える・上の犬歯が生える
・12~13歳:上下の7番目の歯が生える

また、人によりますが15~18歳くらいで親知らずが生える方もいらっしゃいます。
各年齢になっても永久歯がなかなか生えてこない場合は、隣の歯や過剰歯が邪魔をして生えてこれないことがあるため、歯科医院で診てもらいましょう。

大人になってすべての歯が生え揃ってからシニアになるまでは生え変わりがありませんので、自分の歯を健康に保つことで多くの歯を残せます。
80歳で20本以上の歯があることをひとつの目安としてお口を健康に保っていけるとよいですね。

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