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審美歯科と一般歯科の違い

審美歯科と一般歯科の違い

審美歯科という言葉を近頃よく目にする方も多いのではないでしょうか。審美歯科と一般歯科はどちらも歯科治療ですので、似ている部分もありますが根本的な考え方に違いがあります。

ここでは、審美歯科と一般歯科の違いについて、審美歯科の特徴を中心に解説します。


■ 審美歯科の特徴とは
審美歯科は、文字通り「審美」をメインとした歯科医院です。審美とは、本当の美しさを的確に見極めることとされています。つまり、最も美しいとされる口元を追求していくことが、審美歯科の特徴といえるでしょう。

美しさの基準は一人ひとり違うため、正解がある治療ではありません。そのため、歯科医師と治療をうける患者側でしっかりとイメージの擦り合わせを行い、理想を現実にしていく必要があります。審美歯科を美容整形と混同して考えている方もいらっしゃいますが、審美歯科での治療はあくまで歯科治療ですので、多少顔貌が変わることはあっても美容整形の範疇には入りません。


■ 一般歯科との違いはある?
審美歯科と一般歯科のもっとも大きな違いは、最終目標と考えることができます。一般歯科での治療の最終目標は「きちんと歯の機能を回復すること」ですが、審美歯科の最終目標は「機能的な面も改善しつつ、美しい理想の口元を再現すること」です。

一般歯科と審美歯科では負担する金額が大きく変わってくることも大きな違いといえます。一般歯科での治療は、保険が適用されますが、審美歯科での治療には適用されません。保険診療には細かいルールがあり、歯科医師はそのルールを守る義務があります。材料や薬、治療の手法などすべて決められているため、そこに含まれない治療は保険適用で行うことは禁止されているのです。

審美歯科と一般歯科の違い

■ まずはしっかり説明をうけよう
どのような治療を受けたいのか、まずはしっかり相談することが大切です。なりたいイメージの画像などがあると、お互いのイメージの擦り合わせがしやすくなります。審美歯科では、無料カウンセリングを行うところも多いですので、まずは気軽に相談をしましょう。

また、まれに一般歯科でも悩みを改善できることがあります。例えば、歯並びが悪いためにきちんと噛めない(噛み合わせに以上がある)場合には、保険適用で矯正治療を行うケースも存在します。歯科に関しては素人である患者側が、自分自身の状況を判断するのは大変難しいです。是非、実際に聞いて判断することをおすすめします。

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