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歯が痛いときにすべきこと

歯が痛いときにすべきこと

歯に急に痛みが出たとき、どうしたらよいのか悩む方も少なくありません。
できるだけすみやかに歯科医院を受診するのが理想ですが、お仕事や部活などで受診する時間が確保できない場合は自分自身でできる対処方法を試してみましょう。


■ 歯が痛い状態とは
歯が痛いとは、以下の状態が挙げられます。

・食べものを噛むと歯が痛い
・冷たいものを飲むと歯がしみる
・息を吸うだけで歯がしみる
・何もしていなくてもズキズキ歯が痛む
・歯が動いて痛みがある

歯に痛みが出る場合は、むし歯・歯周病・知覚過敏などが原因のことが多いです。

食事や会話中に歯が痛む場合は、歯に穴が空いたり、欠けたりしているリスクがありますので、早めに歯科医院を受診しましょう。
冷たいものを飲んだときにしみる症状は、むし歯だけではなく知覚過敏の可能性もあるため自分で判断するのは難しです。冷たい空気を吸い込むだけでも歯がしみるようになる方もいらっしゃいます。

ただし、熱いものに反応して痛みが出たり、何もしていなくても歯が痛んだりする場合はむし歯が歯の内部の神経まで進行している可能性があります。他にも、歯がグラグラと動いて噛むたびに痛む場合は、歯周病が進行していることがあるため放置するのはよろしくありません。

■ 歯が痛いときに自宅ですべきこと
歯が痛いときすぐに歯科医院を受診できない場合は、以下を試してみましょう。

・頬を冷やす
・できるだけやわらかいものを食べる
・市販の痛み止めを服用する
・セルフケアを念入りに行う

歯の根の先に膿が溜まる、歯の神経までむし歯の細菌に感染していると歯ぐきや頬が腫れることがあります。血行がよくなることで痛みが増す場合は、頬を冷やすと痛みが一時的に落ち着くでしょう。

また、食事中に痛みがでる場合はできるだけ歯や歯ぐきに負担がかからないようにやわらかい食材を摂取するのがおすすめです。痛みがひどい場合は無理をせずに市販の痛み止めを服用しましょう。
中には歯に痛みがあるからといって歯ブラシで触るのが億劫になる方もいらっしゃいます。しかし、むし歯や歯周病を進行させないためには毎日のセルフケアがとても大切です。


■ 歯が痛いときに歯医者ですべきこと
歯が痛いときはできるだけ放置せずに歯科医院を受診することがおすすめです。

歯科医院では以下のような治療を行い歯の痛みを取り除きます。

・知覚過敏:しみるのを軽減する薬剤を塗布
・むし歯:むし歯の部分を削って樹脂を詰める・歯の神経を取り除き(根管治療)、金属の詰め物や被せ物をする
・歯周病:歯のクリーニング(スケーリング)や外科手術(フラップ)を行う

むし歯や歯周病は放置するとあっという間に進行して、歯を失うリスクも高まります。
歯に痛みが出た場合は症状が進行する前に、早めに治療をすることが大切です。

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